東京生まれ、静岡育ち、現在埼玉県民。

 

のどかな町、静岡でのんびり暮らしていた私がピアノを始めたきっかけは、「仲間外れにされたから」でした。めずらしいでしょう？

ピッカピカの１年生の時、近所のお友達に「今日はピアノで遊ぶから、ピアノを習っていない人は遊んであげない」と言われたのが悔しかったんですね。

 

はじめは父の知り合いから譲り受けたオルガンでスタート。

弾くことが大好きでどんどん進んでしまったため、あっという間に鍵盤が足りなくなり、アップライトピアノを買ってもらいました。ピアノが来ることを知らなかった私は、ある日学校から帰ったらリビングに置いてあったピアノを見てとても嬉しかったことを覚えています。

 

基本的に練習は好きでした。

高学年になって気持ちが停滞した時も、「ピアノの練習するから」の一言で家のお手伝いを免れることに味をしめて頑張ったようです（母・談）

 

指を動かすのが楽しくて、褒められるのが嬉しくてただひたすらに弾き続けた子ども時代。発表会で難しい曲に挑戦するのも楽しかったです。

 

いつしか音楽の道へ進みたいと思うようになり、音楽大学に憧れましたが、家の教育方針で断念。一般大学の教育学部音楽専攻に進みました。

 

大学進学と同時に再び首都圏住民に。

 

大学では教員養成課程の学生とは思えないほど音楽ばかりに熱中していました。

友達とコンサートをしてクラシックからポピュラーまで色々な曲を弾いていたのもこの頃です。

当然音楽関係の仕事に就くものと思っていたのですが、就職活動をすることになって急に「私の人生、音楽ばかりでいいのか」という謎の疑問に支配されまして…

 

 IT 関係の企業に就職しました。

システムエンジニアとして働きつつも、小さいカフェなどでのコンサートは継続していました。システムエンジニアとして働いた経験は今の仕事にも活きています。

 

その後結婚・出産。

子ども２人をもうけた後に友達のお子さんを教えたのがきっかけでピアノ教室を開室。近所のお子さんからスタートし、少しずつお仲間が増えていきました。

 

現在は3人の子どもは独立し手を離れたので、子どもの生徒たちが孫にしか見えなくなっていて、かわいくてたまりません。

 

自分の子を通して、また、地域の活動を通してたくさんの子どもたちと関わってきた経験から、子どもとはあっという間に仲良くなれます。

 

特技は「緊張していないふり」。

ゆえに図太い性格に見られますが実は意外と繊細です。

誰も信じてくれないのですが。

苦手なのは洗濯物をたたむこと。

今いちばん楽しいのはピアノを弾いている時とレッスンしている時。 

 

 

私がピアノの先生になるまでにたどってきたでこぼこの長い道のりについてはブログで公開しています。

ご興味がありましたら、こちらからどうぞ（全 10 回）

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